入門の入門 No.4
プログラミングの勉強を始めると、
「関数」という概念に、つまずくかもしれません。
「関数」とは、一連の作業に、名称を付けたものです。
これでは、わからないかもしれません。
そこで、もっと、わかりやすく説明しましょう。
「関数」とは、「インスタントラーメン」と考えればよいでしょう。
何が食べたいと聞かれて、
インスタントラーメンが食べたいと思っている場合は、
どう、答えるでしょうか。
簡単に、「インスタントラーメン」と答えるでしょう。
まさか、こんな答え方をしないでしょう。
1.水を鍋に入れて、沸騰させる。
2.水が沸騰したら、麺をゆでる。
3.麺が、ゆで上がったら、スープを入れる。
4.できあがったら、どんぶりに盛りつけをする。
しかし、インスタントラーメンの作り方を知らない人には、
1から4までの手順を教える必要があります。
この手順を理解してもらえば、
次回からは、1から4までの手順を、もう一度、指示する必要はありません。
「インスタントラーメン」と、一言、言うだけで終わります。
この場合の「インスタントラーメン」とは、商品名ではなく、
作業手順を意味します。
そういうわけで、「関数」とは、一連の作業に、名称を付けたものです。